上水道料金削減システム「地下水利用専用水道システム」

「天の恵み」である水。水は都市の成立には欠かせない必須の資源であることは言うまでもありません。さらに京都には「山紫水明」といわれる美しい景色があります。京都盆地の地下には、地下水盆と呼ばれる水甕(みずがめ)があり、琵琶湖の水量である約275億トンに匹敵する約211億トンの地下水が眠っています。京都の三方を囲む山々に降る雨が地下に浸透して古き時代から脈々と地下水を蓄えてきました。京都盆地面積 は約7,050平方キロメートル、年平均降水量約1,700ミリ、したがって年間降水量は約120億トンとなります。この降った雨のうち、蒸発するのが30億トン。残りの90億トンのうち、その半分である45億トンが地下に浸透して供給されるとの調査があります。

※関西大学楠見教授による調査結果